10月22日 東京国際映画祭「Blue Sympony」ティーチ・イン

marongmerong2008-10-24

グリーンカーペットで有名になった東京国際映画祭を覗いてきました。
鑑賞した作品は「Blue Sympony」。
東大の先生が講義のためにつくった作品で一般に公開されるのは初めてです。
もちろん、講義の材料とはいえちゃんとした映像監督が指揮を執り、プロデューサーが綿密に制作した作品です。

内容はジャック・マイヨールという素潜りで105メートルまで潜水した記録を持つ神様的ダイバーが日本の唐津の海を愛し、そこで過ごした足跡を追うようなドキュメンタリーでした。
正直、娯楽性はありません。当たり前ですが。水中の美しい映像が多々登場することもなく、作品はすすみます。
スタッフはもちろん日本人ですが、英語のナレーションを優木まおみさんがつとめ、フランス語のボイスをマギボンが入れています。
この日の上映後はオープン取材、質疑応答が見られるので入ったわけです。

前回の来日予定の時に嫌がらせがあまりにも多くて延期になったマギボンの姿を見たくて行ってみたわけですが。
ティーチ・インの時は司会の人が「前の席に自由に移動してください」というので、4列目のセンターまで行かせてもらいました。
普通にプレス連中、写真を撮るわけですね。
それで取材にきたわけでもないような識者が監督さんたちに挙手して質問をします。
取材陣も少なかったですけどね。
考えてみればプレスの許可もらっておけばよかったです。売れなくてもたいした問題じゃないですから。
テレビクルーも1社だけ入ってましたね。

映画の舞台になったのは唐津佐賀県です。唐津の人が大勢、登場していました。地元では在住の人と同じように扱われていたようです。
しかし、ダイビングなどやらない私はそんな人のことは知りませんでした。
佐賀県出身で人気もあるので優木さんがナレーションをつとめたそうですが、彼女もこの人のことは聞いたことさえなかったそうです。
彼女は「母国語じゃない英語のナレーションは大変でした」。

マギボンも「私はフランス語の言葉をしゃべらなくてはいけなかったので大変でした」。彼女の母国語は英語ですからね。
ひととおりティーチ・インが終わり、取材を受けていた人たちが専用出口から退場。忙しい優木さんはたぶんケツカッチンだったのでしょう、急いで消えていきました。
私もすぐに一般出口から出てトイレに。エントランスのあたりに行ったらスタッフの人たちがウロチョロしてます。
「たぶんどこかにマギボンいるな」と思い、出口横のエレベータ前に行ったらさっきのカメラクルーに映されているマギボンを発見しました。
取材はすぐにすんでエレベータに入ろうとしていたので「マギー」と呼んで、ちょっと握手してもらいました。

とりあえずマギボンを生で見ておこうという意欲から動いただけなので、とくに感慨はありませんでしたが。
まあ、ごくたまにはこんな映画を見るのもいいかもしれませんね。