10月25日 「ICHI」初日上映舞台挨拶

女性が主役と原作ともこれまで多々つくられた作品とはまったく違う「ICHI」の監督・出演者挨拶がある初日を見に行ってきました。

挨拶に登場したのは、曽利文彦監督と綾瀬はるかさん、大沢たかおさん。
話の中で監督は「座頭市という作品を普通にリメイクするのではなく、女性を主役にすることで新しいさら地から構築できることに喜びを感じて取り組みました」。
綾瀬さんは「殺陣より三味線の練習の方がむずかしかったです」。

作品のテーマに目の見えないものはべてのものの境目が見えない、哀しいのか哀しくないのかの境目も見えない。
それが大沢たかおさん演じる刀を抜けない侍と過ごすうちに、境目が見えるようになる。
わかりにくいでしょうけれど、そこがポイントです。

また私的には久々にスクリーンの中の窪塚洋介くんを見ました。彼は後輩なので、すごく親近感があります。

映画のストーリーにふれるのはよくないので、ここまでにします。
ひとつ残念だったのはせっかくの殺陣がスローで映されることが多すぎました。
ひいた画面でスピード感いっぱいにバシバシ斬っていくところが見たかったです。