11月4日 ミュージカル「グリース」東京青山劇場千秋楽

marongmerong2008-11-08

「グリース」入ってきました。東京公演千秋楽です。
どっかの巨大掲示板や住人の方のブログに私が入っていたこと書かれてましたが、私ごとき相手にしても仕方ないでしょ。

この作品は映画のオリジナルもかなりしっかり見ていますから、曲もストーリーも知ってます。
ただキャスティングについては、このミュージカルのためのカンパニーの皆さんが大勢出演なさっているので、知識にない役者さんがずいぶんいました。

手抜きじゃないですけれど内容は省略します。本当にアメリカらしいロックミュージカルですから、DVDでも借りてみることをおすすめします。正直、映画の方が楽しいし、ラストシーンもすごく感じるはずですよ。
当時30歳になっていたオリビア・ニュートン・ジョンがステキすぎますから。

ただ残念だったのは、カットして欲しくない代表曲がいくつか落ちていたことぐらいです。
生田くんは楽日のせいもあるのか声がわれる癖のようなものが見え隠れしましたが、舞台映えする役者さんでした。SAYAKAもかなり軽快なテンポで進行するストーリーに軽やかに対応していて、考えたこともないほど魅力的でしたね。

で、藤本さんですが、知ってるとおりの美貴でしたよ。スタイルがいいのもそのまま、あの地声がセリフに生きていたし、ダンスはやっぱりプロです。ミュージカルはそれほど鑑賞する趣味ないので、あまりミュージカル女優さんみたいになって欲しくはないですけど、今の美貴には最高の仕事でした。

だけど「グリース」のストーリーの魅力は一瞬の間に変化するようなラストにあると思っていましたが、この舞台ではそこは強調されてませんでした。

今回、たった1回の「グリース」参戦、千秋楽にしぼってた意味がこの後現れます。

物語が終了、カーテンコールそして幕。
客電は消えたまま。アンコールの拍手の中、幕が上がり生田くん登場。「このままじゃ終わらないよな!!」あおります。すっごい騒ぎの客席。マジでジャニヲタすげえや。
ここでフルキャスト登場、バンドの皆さんにもスポット。いつもステージ前に全員で行うらしい気合い入れを観客も巻き込んで1発。
生田くんの「今夜は朝まで踊るぞー」の声で演奏とダンスがスタート。3曲立て続けに演ってくれました。振り付けが簡単な部分だけ覚えられたので、ちょこっとやったりしておとなしく楽しませていただきましたよ。

実は正直、何回幕が閉じてカーテンコールがあったのか回数覚えてません。
ただ、最後の1回は客電がついているのに幕が開く、リアルアンコールでした。

演出家の菅野こうめいさんも登場、生田くんはじめ主要キャストは一言ずつご挨拶です。
生田くんは歌の歌詞を間違えたらしく、そのことを謝ってました。
美貴ですけど「こんなにたくさんの女の子のお客さんに囲まれてステージに立つのは初めてですけど、みなさん温かく見守ってくれて楽しくやれました」だったと思います。笑いを交えてでしたね。当たり前です、いつもキモヲタ限定みたいなステージばかりでしたから。

そういえばSAYAKAさんは緞帳に身体を挟みそうになってましたよ。場位置を間違えるととんだことになりますね。

大ラスに生田くんがいってましたが「青山劇場という大きな小屋の座長、即日全公演完売、ありがとうございます」「全て出し切ったんで、もう言うことはないです! 大阪公演も頑張ってきます」。すばらしい座長ですね。美貴の「HAKANA」のときとは大違いですよ。
大阪に参戦する人、生田くんのためにも盛り上がってください。

最後におまけ。
毎回、著名な方が客席にいらしていたようですが、私は千秋楽では見つけられませんでした。
そういえばママティだけ、発見しましたね。遠目で会釈しておきました。知り合いじゃないのに。
これで私の「グリース」は終了です。

今年、美貴に会うのは12月のクリスマスコンサートになりますね。その後は年明けのエルダーか。
もっとも私的には11日の724ライブを大いに盛り上げてこないといけないのですが。